自分に合った老人ホームはどうやって見つけたらいいの?
自分にあった老人ホームはどうやって見つければよいのでしょうか。
まず、自分の状況について整理することが大切です。
例えば、資金はいくらあり月々いくらぐらいまでならお金は大丈夫かということです。
貯金額だけでなく、定期預金や、金として蓄えている場合もあるため、しっかりとした資金額を計算します。
お金が十分にあるなら有料老人ホーム、お金に不安があるなら介護保険を使ったサービスを利用することを考えます。
次に、どのような環境・設備を望んでいるのか考えます。
在宅中心で生活をするなら、通所介護という選択肢もあります。
有料老人ホームと言っても、都会に近くてホテルのような施設もあれば、温泉が湧いている施設もあります。
特養でも取り組みや行事には差があります。
色々と施設の情報を調べていく中で、自分の価値観を探っていきます。
そして、自分の入りたい施設を探していきます。
方法はいくつかあります。
一つは、地域包括支援センターに行き、ケアマネや社会福祉士と相談して施設を見つける方法です。
主に介護保険を使ったサービスが利用できるため、介護認定が降りた後では探しやすいと言えます。
ただし、この方法では自立した人向けの施設や民間の施設の情報はなかなか入ってきません。
もう一つは、ネットを使って情報収取する方法です。
有料老人ホームなどはネット上で情報を集めることができます。
このようなプロセスを経て、希望にかなうような施設を見つけた場合、最後は施設見学を経て入所となります。
ただし、施設見学はとても重要です。
実際の施設の様子を見たり聞いたりすることで、自分に合っているかどうかが分かるためです。
行事やイベント時に見学に行くのではなく普段の介護現場を見学するようにします。
日常の生活が圧倒的に多いからです。
自分にあった施設を探すのは大変ですが、他の人と協力して探すようにします。
老人ホームを紹介する相談員として15年ほど勤務した経験を持っています。
その前にはケアマネジャーとしての経験もあり、病院から退院する際に「老人ホームを探してほしい」との相談を多く受けたことをきっかけとして、一人ひとりに最適な老人ホームを提案したいと思いたち、転職。
現在は退職し、気ままに「介護・老人ホーム」周りの情報を発信するサイトを運営しています。