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地域に根付いた老人ホームのメリット・デメリットは?

老人ホームの中には、地域の人たちと交流があったり、積極的にイベントを行っているような、地域に根付いた老人ホームがあります。

このような老人ホームのメリット・デメリットは何でしょうか。

まず、メリットとしては施設に関する情報が第三者から見て分かりやすくなることです。

域住民との交流も盛んになりため、施設でどんな介護が行われているのか、どのような職員や利用者がいるのか知る機会が多くなると言えます。

域住民にとっては、老人ホームについて知る良い機会となるし、介護職員にとっては第三者の目があることで良い介護サービスをするように努力する可能性が高いです。

元々、老人ホームは外部の人になかなか分かりにくいのが特徴でしたが、その問題点を解決できると言えます。

多くの人が来やすくなると、実習の希望者や就職したい人も増えるようになり、施設の人員確保という面でも得と言えます。

他のメリットとして、良さをアピールしやすいという点です。

例えば、近隣の幼稚園や小学生などとの交流をしている、地元産の食べ物を多く使っているなどの、各施設の良さを強調できます。

地域に根付いて、他団体との交流がないとできないと言えます。

老人ホームは近年、様々な種類の施設が作られるようになり利用者を取り合う形となっています。

施設の良さや特徴をアピールすることで、利用者の増加も見込めます。

一方、デメリットはどんなことでしょうか。

まず、入所していることを近所の人に知られやすくなることです。

外部の人が利用者と接する機会が増えると、家族が入所していることを近所に人に知られる可能性があります。

施設に入っていることを隠したい場合は、このような施設は避けた方が良いと思われます。

また、経営にも注意が必要です。

地域に根付くためには、外部との交流が必要ですがそのためにはお金と人員が必要です。

経営難に陥っていないか注意が必要です。

老人ホームを紹介する相談員として15年ほど勤務した経験を持っています。

その前にはケアマネジャーとしての経験もあり、病院から退院する際に「老人ホームを探してほしい」との相談を多く受けたことをきっかけとして、一人ひとりに最適な老人ホームを提案したいと思いたち、転職。

現在は退職し、気ままに「介護・老人ホーム」周りの情報を発信するサイトを運営しています。