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老人ホームの口コミで起こる問題 正しい情報の見極め方

老人ホームの口コミが原因で問題が起こる場合があります。

まず、老人ホームに高齢者を預けたい家族からすると、悪い口コミがたっている老人ホームは敬遠することになります。

特別養護老人ホームや有料老人ホームなど、生活が目的の施設の場合、ずっと居る事になるため少しでも悪い噂のある施設は敬遠することになります。

すると、噂が他の入居希望者にも伝わり、どんどん敬遠する人が増えてくると予想されます。

入居者が少なくなると施設の経営も苦しくなり、職員の給料が減ると考えられます。

介護の質も悪くなり、どんどん悪循環になっていきます。

ネットに書いてある悪い口コミを見るのは一人でも、人にどんどん伝わることで問題が大きくなっていきます。

また、働く側からしても、悪い口コミのある施設では働きたくないと思うのが普通であるため、敬遠することになります。

それでは、正しい情報はどのように見極めれば良いのでしょうか。

まず、人から聞いた情報の場合、その情報源はどこなのか確認するようにします。

ネットでの口コミに書いてあった情報なのか、知り合いから聞いた情報なのか、ケアマネや社会福祉協議会から聞いた情報なのかを確認するようにします。

人づての情報はネットからの情報と比べると信憑性は高いです。

次に、ネットに書いてある口コミについても、根拠を確認するようにします。

悪い内容であっても、なぜそのようになったのかという理由も書いてある場合、正しい情報である可能性があります。

客観的なデータや数字が書いてあるものも正しい情報であることが多いです。

口コミの内容をそのまま信じず、「本当に正しいのか」「一部の介護職が問題なのではないか」「経営はうまくいっているのだろうか」など冷静になって判断することが必要です。

一つの口コミで信じず、他の情報も取り入れて総合的に判断するようにします。

老人ホームを紹介する相談員として15年ほど勤務した経験を持っています。

その前にはケアマネジャーとしての経験もあり、病院から退院する際に「老人ホームを探してほしい」との相談を多く受けたことをきっかけとして、一人ひとりに最適な老人ホームを提案したいと思いたち、転職。

現在は退職し、気ままに「介護・老人ホーム」周りの情報を発信するサイトを運営しています。