人気の有料老人ホームはどこに差がある?
人気の有料老人ホームは、どの点に差が出るのでしょうか。
皆、良い施設に入りたいと考えていますが、どの点に気をつけるか知ることが大切です。
人気ランキングで、どのような項目が上がっているのかを知ることで、利用者のニーズを知ることができます。
評価が高いほど、多くの利用者から支持されているからです。
第一に利用者に対する安全保障です。
最近では、老人施設の火事の事件がありますが、施設内に必要数のスプリンクラーが設置されていない問題がありました。
設備が万全の状態で、安心して生活してもらえる空間を提供することが施設の役割と言えます。
第二に、設備の充実度です。
昔は、生活の質は気にされていませんでしたが、最近では利用者の生活の質であるQOLが問題になっています。
QOLが高い施設は設備の充実度は高いです。
自室の部屋の広さであったり、トイレや洗面所の設備が充実されているか、施設内に喫茶店があるかなど多くの設備があるほど利用者は満足します。
第三に、職員の充実度です。
職員の質はそのままケアの質に直結するため、きわめて大切であると言えます。
介護職に就く人は多いですが、その質をいかに高めていくのかが会社の役割と言えます。
質を保証するものとして、介護福祉士がありますが、介護士の中でどれくらいの人数が介護福祉士を持っているのかは大切です。
また、看護師が常駐していることで何があっても安心です。
さらに、夜勤のスタッフ体制も重要です。
第四に、情報公開です。
施設に関することは、第三者から見て分かりにくいため、誰から見ても施設に関することが分かるようにしなければいけません。
利用者にとっても、しっかりと考えた上で入所することが望ましいので、できる範囲で情報公開をすることが望ましいです。
施設の質は、このような点で差が出てきます。施設を探す際も気をつけます。
老人ホームを紹介する相談員として15年ほど勤務した経験を持っています。
その前にはケアマネジャーとしての経験もあり、病院から退院する際に「老人ホームを探してほしい」との相談を多く受けたことをきっかけとして、一人ひとりに最適な老人ホームを提案したいと思いたち、転職。
現在は退職し、気ままに「介護・老人ホーム」周りの情報を発信するサイトを運営しています。